ビジャレアル(イエロー・サブマリン)は、UEFAヨーロッパリーグ1/8決勝セカンドレグでマルセイユをホームで3-1と下したが、ファーストレグで0-4と大敗したため、最終的なアグリゲートスコアは3-5となり、イエロー・サブマリンは残念ながら予選敗退となった。
紆余曲折の試合だった。前半、イエローサブマリンのカプエがフェメニアからのクロスをヘディングで決め、チームの先制点となった。後半に入ってもイエローサブマリンの攻撃は衰えず、ゲルデスからのダイアゴナルボールをスロットが受け、トータルスコアを拮抗させた。そして試合終了間際の85分、セットプレーからモスケーラが突破し、イエローサブマリンは一時は総得点同点に追いつく望みを見いだし、猛攻を仕掛ける。
しかし、マルセイユは終盤のプレッシャーに耐え、試合終了間際に逆転に成功する。オーバメヤンはクロスのゴールをアシストし、勝利を決定づけただけでなく、イエローサブマリンの進出の望みを絶った。
この試合でイエロー・ジャケッツは素晴らしいパフォーマンスを見せたものの、第1レグで掘った穴はあまりにも大きく、最後に逆転を果たすことはできなかった。一方のマルセイユは、この勝利と第1ラウンドでの大勝で次のラウンドに進むことに成功した。