FIFAワールドカップ予選の第2ラウンドは今週、水曜日の朝にチリがエスタディオ・モヌメンタル・ダビド・アレジャーノと対戦することで幕を開ける。開催国チリは予選の開幕戦で大敗を喫し、大会序盤で現在8位、対戦相手のコロンビアは週末の開幕戦を終えて現在4位につけている。
チリは前節1-3で敗れ、3勝2分けを含む5試合負けなしという昨年11月以来の記録に終止符を打った。エスタディオ・センチナリオでは49パーセントのボール保持率だったにもかかわらず、チリはマルセロ・ビエルサ率いるチームに圧倒された。ニコラス・デ・ラ・クルスとフェデリコ・バルベルデが3点をリードし、残り15分にはアルトゥーロ・ビダルが慰めのゴールを決めた。
エドアルド・ベリツォ監督率いるチリは、2020-2022年大会の予選を7位で終えたが、次のワールドカップに向けてメンバーを増員しているため、南米から6チームがストレートで予選を突破し、7位チームがプレーオフに回るという大きなチャンスがあると感じている。歴史的に見ると、この両者の試合はバランスが取れており、過去5試合のうち4試合が90分で引き分けている。
一方、コロンビアは先週末にベネズエラを1-0で下し、予選リーグで好スタートを切った。しかし、この試合で勝点1を獲得したとはいえ、ネストル・ロレンソ監督は、試合では相手を圧倒したものの、13回の攻撃から1ゴールしか奪えなかったため、もっとうまくやるべきだったと感じているかもしれない。しかし、この結果、彼らはこれで全コンペティションで5連勝となり、最後に負けたのは昨年2月のこの予選の最終戦だった。
流麗な攻撃サッカーで知られるコロンビアだが、最近の最大の強みはディフェンスで、ここ3試合は無失点、ここ7試合のうち5試合で相手をシャットアウトしている。ライバルと同じく、コロンビアも前回大会ではワールドカップ出場権を獲得できなかったが、チリに勝ち点で4ポイント差をつけ、前回の対戦ではバランキージャとはいえ3-1で勝利している。
予想:チリ 1-1 コロンビア 開幕戦で敗れたとはいえ、チリはウルグアイの強豪相手に好結果を残した。数日間、自分たちの何がいけなかったのかを見極める時間があるだろうが、今回はホームでコロンビアと引き分け、今大会初の勝ち点1を獲得することを期待したい。