ワールドカップ南米予選の第1ラウンドをエキサイティングに終えたベネズエラは、火曜日の夜、マトゥリンのメモリアル・スタジアムにパラグアイを迎えて第2ラウンドを戦う。開催国ベネズエラはこの予選でホームで初勝利を挙げたいところだが、訪問国パラグアイはこの試合で初勝利を挙げるチャンスは十分にあると考えている。
ベネズエラは金曜の夕方、メトロポリターノ・スタジアムで0-1の敗戦を喫し、現在予選序盤の7位に沈んでいる。というのも、ベネズエラは試合の大部分で明らかに劣勢に立たされ、試合全体のシュート数はわずか2本、ボールポゼッションは29パーセントに過ぎなかったからだ。
この結果、フェルナンド・バティスタ監督にとってはここ8試合で初の敗戦となったが、最初の7試合はすべて親善試合だったのに対し、直近の公式戦4試合はすべて敗戦に終わっていることは注目に値する。
ベネズエラは前回の南米W杯予選で、18試合でわずか勝ち点10、3勝1分け、残り14試合で敗れ、最下位に終わった。ベネズエラは1958年の初挑戦以来、ワールドカップ出場権を獲得しておらず、最近の公式戦でのパフォーマンスを考えると、今回の予選でも苦戦を強いられそうだ。
一方、パラグアイは予選1回戦で唯一の引き分けに終わり、金曜日の夜、アントニオ・アランダ・スタジアムで引き分けた。
この結果、予選順位は5位となり、今年6月のニカラグア戦では2-0で勝利している。
しかし、パラグアイは前回の対戦で勝点1を獲得したものの、後半を通じて劣勢に立たされながら得点を奪えなかったため、この結果を機会損失ととらえる可能性が高い。
ギジェルモ・バロス・シェロット監督は、この試合で19本のシュートを放ち、うち6本は枠を捉えたが、得点には結びつかなかった。
とはいえ、ベネズエラはワールドカップ最終予選でベネズエラを2度破っている。
結論から言えば、両チームの最近の戦績と調子から判断して、パラグアイの方がこの試合に勝つチャンスがありそうだ。前回の試合では強力な守備を見せ、攻撃面でも良いパフォーマンスを見せている。しかし、ベネズエラも侮れない。ホームでのアドバンテージがパラグアイに問題を引き起こす可能性もある。よって、この試合の結果は「ベネズエラ0-1パラグアイ」と予想する。パラグアイは前節、数的優位を生かせなかったものの、守備は非常に堅く、相手に決定的なチャンスをほとんど与えなかった。この試合でも得点を挙げ、クリーンシートを達成することを期待したい。