今週火曜日、ルーマニアはブカレストの国立競技場でコソボとユーロ2024予選を戦う。コソボはこのグループリーグでベストの結果を残せておらず、ダークホースになることが期待されていた。

まずはルーマニア代表のパフォーマンスを見てみよう。土曜の夜にイスラエルで引き分けたルーマニアは、最終的には残念な結果となったが、2位以内をキープした。エドゥアルド・ジョルダネスク監督率いるチームがイスラエルで勝利できれば、コソボとまさかのドローを演じたルーマニアは、第6節を迎えた時点でグループ首位に立つことになる。ルーマニアは前の試合で、今度の対戦相手コソボと同じ結果を残したが、GKホレイショ・モルドバンの傑出したパフォーマンスがなければ、空振りに終わっていたかもしれない。

シードのスイスと並んで2位以内に入る可能性が最も高いグループであることに変わりはなく、このまま勝ち進めば3大会連続の主要大会への出場権獲得に失敗していた状況に終止符が打たれることになる。来年夏にドイツで開催される決勝トーナメントに進出すれば、ブカレストが開催都市のひとつとなるユーロ2020への出場権を逃した影は消える。また、ルーマニアはユーロ2000での敗北が今世紀唯一の勝利となっているため、メジャー大会の決勝に進出すれば、自分たちのレベルを上げなければならない。

ルーマニアはグループリーグでは無敗だが、ここ3試合で3分け。次の3試合は、上位3チームとの対戦、そしてスイスとイスラエルとの2試合と、グループリーグの行方を左右する重要な試合となる。

UEFA最年少加盟国であるコソボは、十分な戦力を有していることは間違いないが、その未熟さと一貫性のなさが懸念材料とならざるを得ない。UEFAとFIFAに加盟して7年目にして初のメジャー大会出場を果たす絶好のチャンスも、グループステージでの成績不振が邪魔をしている。

プレーのバランスを考えれば、コソボはルーマニアとイスラエルを倒していてもおかしくなかった。週末のスイス戦での引き分けは、アンドラ戦とベラルーシ戦での2つの悪い結果、上位3チームがまだ彼らを倒せなかったという不満に拍車をかけただけだった。

予想結果:ルーマニア2-1コソボ。ルーマニアにとっては簡単な試合ではないかもしれないが、難敵を危なげなく下してグループIの上位2位をキープできるはず。コソボはこのグループでなかなか勝てず、今回も負ける可能性がある。

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