開幕戦で北マケドニアと握手を交わしたイタリア代表のルチアーノ・スパレッティ新監督は、火曜日にミラノで初勝利を挙げようとする。ウクライナはグループCの2位チームとしてユーロ2024予選に臨み、イタリアは1試合少ないものの、勝ち点3差で3位につけている。
イタリアサッカー連盟は、ロベルト・マンチーニがイタリア代表の新監督の座を去った後、ルチアーノ・スパレッティを誘致し、自ら課した追放を終わらせた。わずか4ヶ月前、ナポリを33年ぶりのセリエAタイトルに導いたスパレッティは、土曜日に行われるユーロ2024予選の北マケドニア戦で監督の椅子に戻った。
昨年のワールドカップ予選プレーオフで1-0と敗れた北マケドニアに対し、イタリアは47分にキャプテンのジロ・インモービレが先制ゴールを決め、リベンジを果たすかに見えた。しかし、エニス・バルディが試合終了間際にフリーキックを決め、イタリアはスコピエに1点を返すにとどまった。
イタリアは直近のUEFAネーションズリーグで3位に入り、プレーオフの出場権を確保したが、その選択肢を避けるために必死だろう。火曜日の試合に勝って2位に躍り出れば、自動昇格の望みが高まる。
アッズーリ軍団は前回のホームゲームで敗れたものの、ヨーロッパリーグ予選でのホームでの敗戦は1999年9月以来のことであり、火曜日のホストチームのホームゲームでの成功を強調する結果となった。
ユーロ2024予選の開幕戦でイングランドに0-2で敗れて以来、ウクライナは3試合で勝点7を獲得し、現在2位につけている。6月に北マケドニアとマルタに連勝したセルジ・レブロフ監督率いるウクライナは、土曜日、ロシアと交戦中のスリーライオンズを相手に印象的なパフォーマンスを見せた。
アーセナルのオレクサンドル・ジンチェンコは26分、ヨヒン・コノプリャからボールを受けてネットを揺らし、前半終了間際にはカイル・ウォーカーが同点弾を決めた。後半はどちらもネットを揺らすことができず、ウクライナは重要な勝ち点1を手にした。ウクライナはイタリアとの対戦で8度勝利したことがない(2引き分け、6敗)が、初勝利は偉大な功績といえるだろう。
フェデリコ・キエーザとロレンツォ・ペッレグリーニが土曜日の北マケドニアとの一戦を前にイタリア代表を辞退した。ローマのDFジャンルカ・マンチーニとナポリのアタッカー、マッテオ・ポリターノが太ももとふくらはぎの故障で練習メンバーから外れた。スパレッティ監督はマンチーニの代役を招集せず、ポリターノの離脱を受けてボローニャのリッカルド・オルソリーニをメンバーに加えた。
ウクライナ代表のニコライ・マトヴェイコは、イングランド戦のハーフタイムで負傷退場したため、火曜日の試合には出場できない。シャフタール・ドネツクのDFがミラノで欠場した場合、マトヴェイコに代わってインターナショナル・マイアミのセルゲイ・クリヴストフが先発する可能性がある。ウクライナ側は、土曜の試合で90分に足を痛めて交代したチェルシーのウインガー、ミハイロ・ムドラクの先発起用を希望している。
イタリア代表の先発メンバー:ドンナルンマ;ディ・ロレンツォ、スカルヴィーニ、バストーニ、ディ・マルコ;バレッラ、クリスタンテ、トナリ;ザニオーロ、ザッカリーニ、インモービレ。
ウクライナ代表先発予想メンバー:ブシャニ;コノプリャ、ザバーニ、クリヴストフ、ミコレンコ;ツィガンコフ、ステパネンコ、スダコフ、ジンチェンコ、ムドラク;ヤレムチュク
OUR VIEW: イタリア2-1ウクライナ イタリアは土曜日の試合で勝点3を取れなかったことを悔やんでいるかもしれないが、その悔しさを火曜日の試合へのモチベーションに変えてくれると思う。ホームの利を最大限に生かし、予選2勝目を挙げると確信している。