山東泰山は2023-2024AFCチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグで横浜マリナーズとアウェーで対戦し、0-1で敗れ準々決勝進出を逃した。
試合序盤、山東泰山は攻撃への強い意欲を見せたものの、横浜マリナーズの堅い守備の前に脅威となるようなチャンスはあまり作れなかった。一方、横浜マリナーズは優れたチームワークと正確なパスワークで徐々に試合をコントロール。
前半は互いに攻防を繰り広げたが、得点には至らなかった。山東泰山のスターストライカー、クレサンが復帰したが、彼も横浜マリナーズのディフェンスに手も足も出ない様子だった。
後半に入り、山東泰山はスコアを塗り替えようと攻撃を強めた。しかし、長い時間攻め続けてきた山東泰山のバックラインには隙が目立ち始めた。75分、横浜マリナーズの山根六がペナルティエリア内でアンダーソンのマークを外して正確なパスを出すと、アンダーソンは冷静にボールをゴールに押し込み、横浜マリナーズが勝ち越しゴールを決めた。
試合終盤、山東泰山は全力を尽くしたがタイムアップとなり、スコアラインを塗り替えることはできなかった。さらに悪いことに、83分、泰山の高順義が最後のディフェンダーとして宮城亮にファウルを犯し、VARで確認された後、主審からレッドカードを提示された。
結局、審判の試合終了の笛とともに、山東泰山は0-1で敗れ、AFCチャンピオンズリーグの準々決勝進出はならなかった。