アルメリアは3月12日、リーガ・エスパニョーラ第28節でセビージャをホームに迎えた。ビエイラがエンバルケをアシストしてボールをゴールに押し込み、ロメロがルーク・バッジョをアシストして同点に追いつき、ロメロが再びオカンポスをアシストして逆転に成功し、延長戦ではミロバノビッチのヘディングシュートがゴールを破って同点に追いついた。
前半、アルメリアはロメロを中心に何度も脅威的な攻撃を見せる。38分、ビエイラがエンバーバのゴールをアシストし、アルメリアが1-0とリードを広げた。このゴールは、アルメリアのファンに希望を与えた。今シーズン、チームは不振にあえいでおり、士気を高めるためにも勝利が必要だったのだ。
しかし、セビージャはビハインドを負おうとはしなかった。後半に入り、81分にルーク・バッジョが突破し同点に追いつく。このゴールで試合は同じスタートラインに戻り、両者は再び激しい攻防を繰り広げる。その4分後、セビージャはコーナーキックからオカンポスがゴールを決め、逆転に成功した。セビージャのファンが、このまま勝利するかと思った矢先、アルメリアが再び逞しさを見せた。試合終了間際、ロスタイムにミロバノビッチがヘディングシュートを決め、再び同点に追いついた。このゴールにアルメリアのファンは歓声を上げ、チームは最後の最後で挽回した。
結局、アルメリアはホームでセビージャと2-2で引き分けた。試合には勝てなかったが、土壇場で同点に追いついたアルメリアの勝利である。