フットボール場では、普段は選手たちが冷静さを欠いているものだが、生身の人間を持つ普通の人間である黒人審判は、時に怒ることもある。『Jerk』は、フットボール場での審判の常軌を逸した瞬間をいくつかまとめてみた......。
クウェート人レフェリーのフライングキック
2013年のクウェート・プレミアリーグの試合で、対戦チームはアル・ナスルとアル・アラビだった。サード・アル・ファドリ主審がビジターチームにPKを与えたとき、トラブルが起きた。ホームチームはこの判定に納得がいかず、選手たちは主審を取り囲み、大歓声の中で押し合いを始めた。
後退していたアル・ファドリが報復の左フックを放ち、アル・ナスルのアブドゥルアジズ・ファラジを倒した。地面に倒れこんだファラジは立ち上がってアピールしようとしたが、レフェリーはレッドカードを高々と掲げながら、またも飛び蹴りを放った...。
PKを獲得したが、センターサークルでのキックオフの際にまたもやアクシデントが発生した。 チームメイトのために立ち上がろうとしたNo.9エナジがレフェリーに向かってボールを蹴ったのだ。"犯人 "にもみくちゃにされたアル・ファドリはレッドカードを提示。レフェリーはその攻撃性で有名になった。
バレル・ディ・カーニオに激怒したレフェリー
1999年のウェストハム・ユナイテッド対ブカレスト・スターズの試合後、ディ・カーニオは主審が自分を侮辱する言葉を使ったと主張した。この短気なイタリア人は、ラーション主審に2度も「s**t」と言われ、退場になる前に主審を交代させるべきだったと語った。ハマーズのボス、レドナップ・シニアは自分の弟子を支持したが、ラーションは「起きろとは言っていない。
ポルトガルのマクディーン
今年1月に行われたポルトガルリーグカップのポルト対モレイレンセ戦で、ポルトのダニーロはすでにイエローカードを受けていた。突然、ゴルティーニョ主審(イギリスメディアではポルトガルのマクディーンと呼ばれている)がジョギングで戻ってきたダニーロにぶつかり、驚いた主審は威厳を侮辱されたと感じたのか、すぐに2枚目のイエローカードをダニーロに示し、ダニーロは混乱状態に陥った。
試合後、ダニーロはソーシャルメディアにこう投稿した。
ゴルティーニョは安心した様子もなく、その6分後、ポルトのブラヒミに対するそれほど深刻ではないファウルで2枚目のイエローを提示し、9人でプレーしていたポルトは結局0-1で敗れた。
国民の名においてテベス。
2005年、コリンチャンスと審判の関係は非常に緊迫しており、パランヘンスとの試合では、審判のパフォーマンスを撮影するために特別にカメラクルーを雇ったほどだった。
コリンチャンスがサンパウロに2-3で敗れた後、テベスはエディルソン・カルバーリョ主審が自分とドミンゲスに悪態をついたと非難した。
カルバーリョはその後、賭博シンジケートから闇金を受け取っていたことを認め、生涯追放処分を受けた。
アトキンソン、ジャギエルカにディフェンスを教える
エヴァートンは2016年のリーグカップ準決勝でマンチェスター・シティに敗れた。試合後、トフィーズのキャプテン、ジャギエルカはアトキンソン主審の態度を非難した。
シティの決定的な2点目は、スターリングがデ・ブルイネをアシストする前にボールをラインから外したが、アトキンソンはそれを見逃さなかった。
ジャギエルカは、レフェリーに警告しようとしたが、アトキンソンはあまりにも傲慢だったと語った!審判は傲慢だから、自分がミスを犯すことを認めたくないんだと思う」。
しかしその後、ボール元審判官は「アトキンソンは私が会った中で最も謙虚な人物の一人だ」と即座に相手を擁護した。
ガスコインの滑稽なほど悪いパフォーマンス
1995年12月のスコティッシュリーグ、レンジャーズ対ハイバーニアンの試合中、ポール・ガスコインが、主審がうっかり地面に落としたイエローカードをカードアウトで返した。クリスマス期間中の笑いを誘うジェスチャーのつもりが、かえってガッツァのイエローカードを誘った。
ハイバーニアンのトルトラーノが主審のドギー・スミスに、"これにもイエローカードを出すのか?"と尋ねたからだ。スミスはこう答えた。"彼は君たちの誰でもプレーできたが、私は違う"。
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