CONCACAFグループステージ第2戦は、北京時間6月28日の情熱的な夜に、パナマ対アメリカ合衆国の激突を見た。両者ともグループステージで先手を取ろうと躍起になっており、試合はファンの大きな期待とともに幕を開けた。
前半開始直後、試合は白熱した局面を迎えた。アメリカ代表MFマッケニーのシュートはオフサイドにより主審にはじかれ、観客は彼に同情した。その後、アメリカのFWティモシー・ウィアがスクラムの際に相手選手を殴ったとしてレフェリーからレッドカードを提示され、試合は急転直下、アメリカの攻撃陣に大打撃を与えたのは間違いない。
しかし、アメリカは戦いをあきらめなかった。その直後、ペナルティーエリアに侵入したバログンが絶妙のコンビネーションでシュートを放ち、均衡を破りアメリカがリードを奪った。しかし、パナマもすぐに反撃に転じ、ブラックマンがチームメイトのサポートを受けながら正確なシュートでスコアを同点にし、両者は同じスタートラインに戻った。
交代後の後半、試合はさらに激しくなった。数的優位に立ったパナマが徐々に主導権を握る。分には、カウンター攻撃からファハルドが抜群の個人能力を発揮。 ペナルティーエリア内にボールを運ぶと、何人ものアメリカDFと対峙し、冷静にシュートをゴールに突き刺し、パナマが貴重なリードを奪った。
しかし、リードしていたパナマチームは勝利を維持することができなかった。アメリカチームは一人少ない状態でのプレーだったが、それでも粘り強いファイティング・スピリットを見せた。試合終了間際、カラスキージャがアメリカの中心選手プリシッチをディフェンス中に蹴るという悪質なファウルを犯し、2枚目のイエローカードとレッドカードをもらった。パナマ・チームは苦境に立たされたが、幸いにも辛勝を守りきった。
審判のホイッスルが鳴り、試合は終了した。パナマは強豪アメリカを2-1で下し、グループリーグ突破の可能性を確実に高めた。