ユーロ準々決勝、イングランド対スイスのPK戦は、イングランドが5本のPKをすべて決める完璧なパフォーマンスで相手を退け、見事準決勝進出を決めた。試合後、イングランド代表の若き才能、フォーデンはtalksportのインタビューでPK戦の感想を述べ、チームメイトのイバン・トーニのPKに感銘を受けたという。
どのPKが一番印象に残っているかという質問に対して、フォデンは迷わずイヴァン・トーニのゴールを挙げた。イヴァン・トーニのPKはクレイジーだった。彼は決してボールに目を向けないのに、あんなにすごいパワーを発揮して、ボールをゴールにしっかりと押し込んだ。信じられないようなゴールだった」。
しかし、この緊迫したエキサイティングなPK戦で、フォデンが自らPKを決められなかったことは注目に値する。戦術的な調整により、PK戦の前に交代したのだ。この決断に対して、フォデンは素晴らしいプロ意識とチームスピリットを見せた。もし自分がまだフィールドにいたなら、PKを決めていただろうが、チームには所属クラブで定期的にPKを決めている選手が何人かいて、彼らの方がこの分野では経験豊富だということも理解している。だから、彼らにPKを取らせるのは理にかなっているし、監督の決断を尊重する」と語った。
フォデンはさらにこう続けた。ゴールを決められると信じていれば、PKを取る資格は間違いなくある。もちろん、もし僕がフィールドに残っていたら、PKを取ることに抵抗はなかっただろう。