月13日夜、上海申花は中国スーパーリーグ(CSL)第19節で長春亜泰をホームに迎えた。上海申花は連勝を続けたいと意気込み、長春亜泰は強敵を相手に自分たちの力を証明したいと意気込んでいる。

前半は両者の激しい対立から始まった。しかし試合開始10分、劇的なシーンが起こる。上海申花のディフェンダー、姜昇龍がディフェンスでミスを犯し、相手ストライカーのズイに直接ボールを渡してしまったのだ。ボールを受けたズイは、あっさりとボールをゴールに押し込み、長春亜泰に思わぬリードをもたらした。このゴールは、上海申花のディフェンス陣にとって覚醒の呼び水となった。

しかし、上海申花は慌てることなく、すぐに状態を整え、攻撃を強化した。25分、左サイドでボールを持ったテイシェイラがロッベンばりの突破を見せ、巧みにディフェンダーを振り切り、正確なシュートをゴール隅に決めて同点に追いついた。このゴールは、テイシェイラの個人能力を示しただけでなく、ホーム・ファンの熱狂にも火をつけた。

後半も激しい攻防が続く。55分、上海申花がサイドからクロスを上げ、ペナルティエリア内で兪涵超がヘディングシュートを放つが、ボールはポストに当たって弾かれ、惜しくも得点のチャンスを逃す。しかし、上海申花は諦めず、突破口を探し続ける。65分、マラライがペナルティーエリア内で相手選手に足を引っ掛けられ、主審はペナルティーキックを与えることを決定。

しかし、長春亜泰はあきらめず、同点に追いつこうと攻撃を強めた。75分、長春亜泰はカウンターアタックから王金仙がペナルティエリア外からロングシュートを放つと、これが混戦を抜けてゴール隅に飛び込み、2-2の同点に追いつく。このゴールで試合は再びサスペンスに満ちたものとなった。

しかし、上海申花は相手に息つく暇を与えなかった。85分、上海申花はコーナーキックを得ると、朱晨傑がペナルティーエリア内で高く飛び上がり、ディフェンダーを振り切ってヘディングシュートを決め、スコアを3-2に戻した!

続く試合でも長春亜泰は全力で反撃に出たが、上海申花の守備は堅く、これ以上相手にチャンスを与えなかった。審判の笛とともに試合は終了し、上海申花が3-2で長春亜泰を下し、4連勝を飾った。この勝利により、上海申花は勝ち点を49に伸ばし、首位との勝ち点差はわずか2、リーグ2位となった。

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